「転職を考えているけど、家族に言い出せずに悩んでいる」
「家族に転職のことを言ったらどうなるんだろう」
転職を考え出すと自分のこと以上に家族のことが頭をよぎります。
共に支え合いながら生きていく家族は何よりも大切で尊い存在です。
今回は転職のことを家族に打ち明けて起こった変化と伝えるタイミングについて紹介します。
仕事を変えることは、人生のターニングポイントになります。
家族と一緒に自分らしく生きていくためにも、本記事を参考にしていただければ幸いです。
転職によって起こった家族の変化
さっそく、転職で家族にどのような変化があったのか実体験を基に2つに分け紹介します。
将来について話し合った
転職する際に、一番ネックになってしまうのがお金の問題です。
「転職後もこれから必要になるであろう費用を払い、生活することはできるのか」という悩みはどうしてもついて回ります。
定期的なお金と将来的なお金の準備・・・。
一例を挙げてだけでも月々に必要なお金はたくさんあります。
・ローン(家賃)の支払い
・学費
・生活費
・老後の資金
など、独り身の場合とは違い、家族がいる場合はなおさらです。
自分の考えのみでリスクのある選択をするのは危険だと考えました。
そこで、転職を考え出した早い段階で勇気をもって妻に相談をしました。
転職をしたい理由、転職後の生活などを話し合い、不安な部分などの意見を出して共有するよう心がけました。
実際に相談してみると、妻も積極的に耳を傾けてくれ、私だけでは気づけなかったことも事前に考えることができました。
始めは妻に転職を反対されると思っておりましたが、意外ににも前向きに捉えてくれました。
もし現在、転職で悩まれている方は身近な方に、勇気をもって自分の気持ちを相談してみることをおすすめします。
必ず期限を設けた
いざ、転職を含め、将来のことを家族と話し合った後、実際に期限を設けました。
私の場合、公務員転職が決定してから仕事を辞めたのではなく、仕事を辞め転職活動をしました。
※関連記事:【実録体験談】私が30代で公務員を目指した理由とは?
つまり、一時的に浪人のようなかたちになってしまいます。
そこで「1年以内に公務員になれなかったら一般就職する」という期限を定めました。
期限をあいまいにしてしまうと、「あと半年・・・いやもう1年・・・」とずるずる浪人状態が続いてしまうと考えたからです。
実際にタイムリミットをがあることで逃げ道が無くなり、その期間は集中して公務員試験の準備をすすめることができました。
結果的に半年で地方公務員になることができ、期限を設けたことが合格するために重要な要素でした。
自分らしく生きると決めたタイミングで転職を決意
私の場合、転職を考えだした早いタイミングで妻に相談しました。
転職をしたいと頭がよぎった時、既に家庭がいる方は「家族の生活」のことも気になる要素です。
更に、家庭の大黒柱である方ならなおさらです。
私の場合、転職するにあたり一番理解を得なくてはいけないの妻でした。
転職したいという話は実際に転職する数年前からしており、自分のみで考えたのではなく「一緒に考えてほしい」というスタンスを心がけました。
妻からは「自分のことを最優先にしてほしい」と言い応援してくれたので大変心強かったです。
その分、できるだけ迷惑をかけないようにしなくてはと感じました。
もしかしたら、私が普段から辛い思いをしてるのを肌で感じていたのかもしれません。
家族が毎日辛い思いをして生きている姿を見たい人はいません。
もし、家族の誰かが自分らしく生きていなかったら、周りも悲しく感じるでしょう。
自分のためにも、家族のためにも自分らしく生きれる道を相談し選びました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、転職による家族の変化と転職を伝えたタイミングについて紹介しました。
転職は自分にとっても大きな選択ですが、それは一緒に暮らす家族も同様です。
家族の協力を得ることができれば、これ以上心強いことはありません。
そのため転職のことを考え出した早い段階から、自分の家族や身近な人に相談することで、転職活動自体も一歩も二歩もスムーズに前進できるのではないでしょうか。
また、転職先まで決めた後の事後相談では、自分が思ている以上に家族自体の生活環境も変化する可能性があり、結果的に悪い方向へと行くことさえあります。
一番身近な存在だからこそ、しっかりと早め早めのコミュニケーションが転職時こそ必要なのではないでしょうか。