在宅勤務で浮彫になった問題点は「ストレス」!
2021年以降多種多様な業種で、ビジネスの舞台は会社から自宅へ移行しつつあります。
一時的と思われた在宅勤務も、企業の7割が何らかの形で在宅勤務を継続しており、今後もまだまだ在宅勤務が続きそうな状況となっています。
今まで自宅で仕事をするという習慣がなかったわけですが、思った以上に在宅勤務の期間が長期化していることで、ストレスを溜めている方が多くなっています。
そこで、今回は自宅でも気軽にできるストレス発散方法をご紹介していきたいと思います!
在宅勤務で発生するストレスを回避せよ!
在宅勤務ですが、企業の7割が在宅勤務を採用している状況となっています。
今までは「仕事とは外でするもの」が当たり前となっていましたが、新しい生活様式においては「仕事とは家でもするもの」に変化してきていますね。
満員電車に揉まれないと会社に着けない方や、小さいお子さんがいる方にとっては、在宅勤務は歓迎すべき働き方かなと思います。
しかし、その一方で在宅勤務ならではの「ストレス」に悩んでいる方も少なくなく、ストレスが原因で仕事の効率が下がったり、精神的に追い込まれたりしている方がいるのも確かです。
家庭のある方の場合、奥さんと些細なことで喧嘩したり、子どもの世話のことで衝突したりするリスクもあり、なかなか在宅勤務も一筋縄ではいかなくて悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。
これらの問題はほとんどが「ストレス」に起因しており、誰もがストレスに苛まれていなければ防げる問題ばかりです。
そこで、自宅で気軽にストレス発散できる方法を2つご紹介していきたいと思います!
簡単ストレス発散①:起きる時間を一定にする
在宅勤務では、仕事をスタートさせる時間を自分である程度自由に決められるようになるため、どうしても起床の時間がバラバラになりがちです。
起床時間がバラバラ、特に起床時間の差が3時間以上ズレてしまうと、メンタルが不調になったり、ちょっとしたことでイライラしたり、仕事に対して億劫になってしまうのです。
たまに睡眠時間を確保するために寝だめをする人もいますが、寝だめをすることで起床時間を遅らせてしまうと、脳にとっては疲れをとるどころかダメージを与えてしまうことになるので注意が必要です。
「起きる時間を一定にするより、寝る時間を一定にした方が良いのでは?」
と思われる方もいるでしょうが、起きる時間が一定になれば、自ずと寝る時間も一定になります。
というのも、脳のメカニズムは「脳に光が届けられてから16時間後に眠くなる」ようになっているからです。
例えば、普段朝7時に起きている人は、その16時間後の夜11時ごろに眠くなるわけです。
よって中途半端に朝10時まで寝てしまうと、眠くなるのは16時間後の午前2時となり、夜11時に布団に入っても眠れなくなってしまうのです。
このように、1日のリズムを作るのは「起床時間」となるため、朝起きる時間がバラバラになっている方は、ぜひ起床時間を一定にすることから始めてみてください。
なお、脳が光を感じるには、朝日を浴びるのが最適だと言われています。
交感神経が「副」から「主」に切り替わり、朝から活発に動けるようになりますよ!
簡単ストレス発散②:家事をする
よく「気分転換」という言葉がありますが、気分を転換させるためには、今まで全く使っていなかった筋肉を使うことで、固まってしまった筋肉をほぐしたり、眠っていた筋肉を目覚めさせたりすると効果的です。
従って、今まで在宅勤務としてパソコンを触っていたならば、気分転換にスマートフォンを触ったところで、大した気分転換にならないということはおわかり頂けるかと思います。
手先しか活発に動かない、目ばかり負担になる、という共通点があるからですね。
そこで気分転換でおススメしたいのが、「家事」です。
掃除、洗濯、食器洗い…
きっとどんな家事にチャレンジしても、仕事で使っていなかった筋肉を目覚めさせ、非常に効率の良い気分転換になることでしょう。
家庭のある方であれば、仕事だからといって部屋に引きこもってしまうのではなく、家事をこなすことで家庭内の評価も上々になるという嬉しい特典もついてきます。
ただし、普段全く家事をしないという方は、洗ったお皿を全然違うところにしまってしまったり、一緒に洗ってはいけない洗い物を洗濯機に入れてしまったりと、かえって迷惑をかけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
家事に取り掛かる際は、パートナーの方に「何か自分にできる家事はないかな?」と聞いてみるのがベターです。
間違っても「何か家事を手伝おうか?」と言ってしまうと、「家事は私の専売特許ではありません!」と逆に怒られてしまうので気を付けましょう。(僕は既に経験済です)
ストレス発散は特別なことをする必要はない!普段の生活を見直すことが大切!
ストレス発散の方法と聞くと、ダイナミックでエキサイティングな活動を想像してしまいがちですが、普段の生活を少し見直すだけで、随分とストレス発散になるものです。
「好きなものを食べる!」というストレス発散も良いのですが、ただでさえ在宅勤務でカロリーの消費量が減っているはずなので、肥満の原因になりかねません。
少し家の周りを散歩したり、軽くサイクリングをしたりと運動によるストレス解消に取り組むのも良いかなと思いますね。
ストレスで体調を崩してはリスク回避になりませんので、今一度生活を振り返り、今だからこそ規則正しい生活を心がけていきましょう!